現在のようなインターネット時代、性器のモザイクについては、国際基準にしてもらいたいですね。他の部分も含めて、国際的な基準に近づけていかないと、日本のアダルトの業界は、衰退してしまうと思います。江戸自体の春画から、日本のアダルトは、世界的にも評価されてきました。その後も、モザイクという規制があったために、独特の表現が生まれ、日本のAVというのは、ひとつのジャンルとして確立されていました。しかし、インターネット時代になって、無修正の海外から発信される映像を普通に見たり買ったりできるようになると、日本のモザイクの入った映像は、なかなか売れなくなっています。あのモザイクをかけるのって、ものすごくたいへんな労力がかかるんです。ということは、コストがかかるということです。コストがかかるということは高く売らなければ元がとれないのですが、やはり安く編集できる無修正もののほうが、安くて良いとなると、そっちに流れが行ってしまいます。このままだと日本のAV産業は衰退してしまうでしょう。日本の文化のひとつが失われようとしているのです。なんらかの手を今のうちに打たないと、取り返しの付かないことになってしまうんじゃないかと危惧しています。


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